独楽なインサイド

今週のお題「私の宝物」

やっと暖かい日が増えてきました。
梅が見ごろでもあります。

今回は、はてなのお題とちょうど被るのでラッキー。
まずはお知らせから。
前回の強烈な日々にも少し書きましたが、映像制作独楽として映画以外の仕事もやっていきたいということで、さっそく一本作りました!

始めたばかりなのでまずは気に入ってもらえたらですが、その場合は購入していただいてホームページに載せてもらえる予定です!
3分弱ですが、軽いストーリー性があるものになってます。
是非見て下さい!

銀座のジンジャー 春限定カフェメニュー
http://youtu.be/XAYFL_KuQCE

今回、私が悪いんですけど(笑)異常に短い、まさに怒涛のようなスケジュールで協力して下さった方々、本当に有難うございます!
お蔭様でいい物が出来ました!

それにともなって、やっとというか独楽もハイビジョン撮影です!(笑)
しかも超高いカメラ買っちゃいました!
どひゃー。

もう、絵写りはたまりません。涎がでます(笑)

面白いカメラで、本体はがっつり業務用ですがレンズが付いてません。マイクロフォーサーズという規格のカメラの一眼レンズが取り付け可能になっているので、自分でレンズを探して買うものになってます。

一眼レンズなので、まさに映画クラスのボケ味がだせます。
でも店員さんが「このカメラはちょっと難しいですよー」
と言っていたように、難しいカメラです(笑)
おまけにレンズによって癖も違うし。
じゃじゃ馬さんですよ。
ま。そこにおいらのハートに火が点いちゃったんですがね。

ですが私、動画カメラは多少出来ても静止画カメラは全くです。
カメラ屋さんに聞いても似たような答えがきますが「いやー私、動画はよく分からないので」とか「一眼レンズはちょっと…」とか(笑)。
以外と違う分野なんですね。

しかも一眼の凄いところは、規格はあってもそれを変換する装置がほぼ何でもあることです。
マイクロフォーサーズだけならそんなにレンズの本数はないんですけど、変換まで考えたら…その中から自分の相性やイメージを探すとなると…ちょっと涙目です。しかもやっぱしお値段もします。

今は純正マイクロフォーサーズを使っていて十分満足していますが、とはいっても他のレンズも気になります。
メーカーやブランドでどう違うのか?果たして価格の違いは?
これは店員さんに聞かないことです(笑)
というのも、どう頑張ったって言葉にできない範疇なんですね。
何人かの店員さんの困った顔が忘れられません。

まぁ、よく知らない自分でもライカカールツァイスぐらいの名は知ってる訳で。とくにライカは初めて好きになった写真家が木村伊兵衛さんなので、何か非常に特別な憧れがあります。
しかもお値段もワンランクお高い。

でもそんなにお高い価値、本当にあるんだろうか?自分の場合はレンズだけだし、昨今の他会社の技術アップだってあるだろうし…お高くとまってんじゃないのブランド名に…。
なんて指加える心境でレンズを眺めていたら…。

ありましたお試し。

しかもマイクロフォーサーズ規格に装置かましてライカレンズ付いてます!
多分一番安いライカのレンズだったとは思いますが、ファインダー覗くと…。

驚異!!

うまく言葉に出来ませんが(笑)

何も無いんです。

これはライカを覗いて初めて気づいたんですが、今まで私が観たレンズは綺麗でも何かやっぱりレンズというガラス?それを通した感じ、ざっくりいえばガラス越しな感じがあったんですね。
ということをその場で思い知らされたぐらいに何もない、とてもクリアなんです。
勿論、カメラなので人間の視界とは違います。
でも何かそこにはクールやシャープさではなく、雑味の無い、ただクリアな感じがあるんです。だから人間の眼に近いというか、でも不思議な暖かさがあって、でもクリアなんですよ(笑)

これは完璧にやられました。
お高くとまってよ、ライカさん。

いつかこいつで撮影したい、腹の底が言ってます。
でもちょっと嬉しいのが、これは全くの妄想かもしれないのですがファインダー覗いた瞬間、「あぁ。いつかこいつで撮るな」という不思議な縁を直感したことです。

しかし、ライカで撮れる状況は現在全くありません(笑)
それまでは、インサイドです。
格闘技のように、相手の懐に入る。
攻撃を下がってよけるのではなく、インサイド、中に入る。
人との関係性がとても大事な仕事ですから
穏やかに、静かに強く、インサイド