独楽な、なんちゃって氷河

ときには気楽なエッセイもいいなと。
6年程前に天板が185×60というちょっと長めの机を作って、
編集作業やご飯を食べたりと、なんだかんだ多くの時間を過ごしてきました。

その机が狭くなりつつあります。その原因は一角にそびえる小山です。
参考書やら、フリーペーパー、小説、雑誌が積み重なって、油断すると雪崩がおきます。なのにふらっと本屋に立ち寄ると魅力的なものが多くて…小山は縦横にすくすくと成長中であります。

しかし、もういい加減にせな!となりまして、カバンの中に1つ、家で読むもの1つを決めて、隙間をみつけては読むようにしています。


ちなみに私は文字を読むのがかなり遅いです。あとなんか疲れやすい。
私は文字を読むと必ず声が聞こえるタイプで、説明書も辞書も声がきこえます。
だから自分は読むのが遅いのだというのが持論。だって聞こえる声のスピードは早くならないので…。

そんなこんなでじりじりと読んでいるのですが、ようやっと読み終わった雑誌の年月を見ると、半年前に発売。
カバンの中のは1年前の冬。。。

よくよく小山を見れば、なかなかどうして年月を感じる面々。
これはもやは只の小山じゃない。ある一角だけ時間の流れが違うような、堆積されたなんちゃって氷河のようにも見えてきました。南極の氷河は溶けてほしくないですが、自宅の氷河は溶けてほしい…そうおもった今日この頃です。