別世界

暦の上ではもう春ですよ、おっかさん。
でもまだまだ寒暖の差がある今日この頃。
映像制作独楽では新作の脚本が出来たこの頃でもあります。

やっと出来ました!
今回は相当な難産でしたが、自分でも思いもよらないラストになって驚きです(笑)でもそれは作品が息づき、意思が生まれている証拠なので非常に喜ばしい。
特に今回の喜びは脚本によって、私の日常が違って見え、今までとは違う思考が生まれたことです。
出来上がった作品が、他の人にも何らかの影響を与えてくれれば良いなぁと考えています。

別世界、そんな感じの。

ちなみに私の住む地域には渡り鳥が大量にやってきます。
自分で撮ったくせに撮り方が不満がなんですけど、こんな感じ
http://www.youtube.com/user/eizouseisakukomazun

何の鳥かは分からないんですが、鳩より少し大きめで、電線にびっしり。
今年はまだ少なく、去年は電信柱を10本以上またぐ程の信じられない鳥の数がずらーーーっと電線に停まり、空に大きな渦を巻いて飛んでいました。

でもよく観ると、15羽ぐらいの小さな群れの集まりのようです。
電線に停まった群れのすぐ横に別の小さな群れが停まると、一斉に鳴き交わします。

もうほんとにおしゃべり好き。
実に様々な鳴き声があって、しゃべりたくて堪らない感じです。
どうも付近の竹薮を根城にしているようで、物凄い量の鳴き声がずっと聞こえるときがあります…早朝4時なんですけどね…近所の人は大変だろうなー。

しかし、果てしない距離を命がけで飛んで来て、遭遇した仲間と生き生き会話する姿はちょっと眩しくもあります。
生きることにシンプルというか。
生きること自体が輝かしいというか。
私達からすると不思議で、人によっては不気味にすら感じるかもしれませんが、彼らが例えば渋谷のスクランブル交差点の人混みを見たら、何を感じるんだろう。
輝きはあるだろうか。