潜むファンタジー

前回でも触れましたが、私が映画好きになったのはスターウォーズが影響しているように思います。
ファンタジーというものが好きなんですね。
私が創る作品も、私はファンタジーだと思ってます。
といっても、フォースや魔法といったものは一切でてきません。

これは私の癖なんですが、言葉の持つ機能の輪郭をぼかして、感覚的なものとして多用するという…分かりづらい文章ですいません(笑)、なんとなく感覚的にあれも、これもファンタジーと言ってしまうんですね。

言語能力的に残念な男です(笑)

ただ、こうしてファンタジーを捉えると面白いというか、直接的にファンタジーじゃなくても、例えばディズニーランドで働くバイトの人をキャストと呼ぶその努力だったり、なんとなく動物の気持ちが分かることだったり、噛み合わないまま進むおばちゃん達の会話だったり、そういったものにもファンタジー的な感覚を覚えるのです。

おそらく私の感じるファンタジーの魅力は伸びしろというか、理性的に考えるとおかしいことに、愛らしさと、ありなんじゃないかと思うことに魅力を感じるんですね。

なんで、おばちゃん達はあんなに噛み合わない会話でお互い楽しそうなんだろうと(笑)
それをただ、一人一人が勝手に喋りたいだけだと思うより、お互いが勝手に喋ってもそこに何かが生まれている。それが楽しい。その不思議さがファンタジーと一緒に思えるんですね。

社会にはファンタジーが溢れている。

でもファンタジーには冒険心が必要なんじゃないかと、時折考えます。