思考は引っ越ししきらず

すっかり更新が…。
なにはともあれ今年もあと僅かです!まだ年内、やる事一杯ですが…(笑)


しかし、やる事の1つだった引っ越しをして、部屋の整理も本日終えました。
岡山の大学に入学した時が人生初の引っ越しで、それから東京に来てから5回目の引っ越し。
一番近い姉とも10歳離れた末っ子の私は自分の部屋が無く、部屋にこだわりがありませんでした。
岡山に住んでいた頃、遊びにきた留学生の友達に「何もなーい、可哀相…何か買ってあげようか?(棚とか家具)」と言われた私。
そんな私も5回目にして、ようやっとまともな?部屋作りが出来るようになりました。
今回のお気に入りは、自作の長さ180cm仕事机です。
無印かっていう感じの素朴さとシンプルさですけど。


最近、よくお店の家具を見詰めてしまうのですが、何も置かれていない机や椅子って綺麗だなーと思います。
今回の机も何も置いていないのが一番美しい。
PCとか置いていくと美しさが半減していく、ああ無念残念…そういう使い方が前提で作ってるのに(笑)


で、新居は中野に変わりましたが、以前も中野の住人だったので勝手知ったる街です。
出先からマイホームの駅に帰ったときの、どこか気の緩む、馴染んだ感覚ってあると思うのですが、今回は最初からそんな感じです。
今日も帰りの電車の中で、中野に着いたらどこに寄って何を済まして帰ろうかと思案していて、ふと本屋が浮かびました。


でもそれは引っ越す前の三鷹の本屋です。
ああ、違う違う。と改めて…浮かんできたのは三鷹駅を挟んで反対側の本屋です。
おお、違うよ違う。と考えますが、また三鷹の本屋です。
どうやっても三鷹の風景です。
あらら?と思いますが、まだ三鷹です。
これは思考の経路が良くないかもと思い、まずは中野駅の改札何口を出て…とその風景が三鷹です。
もはや何故か、それに対して出口が違うよと思い、三鷹の反対側の出口を思いだそうとします。
どこかうっすら中野の本屋が思い出せないぞと意識があるのに、同時に三鷹の反対側の出口を懸命に思い浮かべようとして、困惑ぎみに駅に着きました。
勿論、三鷹にいるとは思っていないし、実際の風景から本屋は分かるのですが、しばし体は中野感覚、頭は三鷹感覚という不思議なズレがありました。
どうも思考は、まだ引っ越しが終わってないようです。